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2026年7月3日にPearson VUEのテストセンターで受け取った、PMP試験のPASSの結果シート
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PMP合格体験記 第1部:7週間の準備と、Study Hall 60%台からPASSまで(費用・日程まとめ)

2026年7月3日にPMPに合格しました。申請からPASSまでの日程、Study Hallと受験料で実際に払った$499.40、模擬試験66%・65%で受かった7週間の勉強法を、領収書とメールをもとにまとめました。

随時更新v1.1バージョン1 回更新公開 2026年7月3日→ 更新 2026年10月3日
シリーズ: PMP合格ロードマップ

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こんにちは。2026年7月3日(金)、PMP試験を受けて、最終結果はPASSでした。

試験の準備中は、韓国のPMPコミュニティの合格体験記やReddit r/PMPの投稿を、ほぼ毎日読んでいました。Study Hallの点数が同じくらいの人も受かっているのか、本番はどれくらい難しいのか、試験当日は何を持っていけばいいのか。調べるたびに、本当に助けられました。

いつも人の合格体験記を読むばかりだったので、自分が書く側になると、なんだか不思議で、うれしい気持ちです。合格から3か月たった今、メールボックスに残っていた領収書や案内メールまで掘り起こして、この記事を一から書き直しました。点数が不安な方や、どこから手をつければいいかわからない方にとって、小さな地図になればうれしいです。

3行まとめ:約7週間準備して、2026年7月3日にPMPに合格しました。申請書を出してからPASSまでは32日です。実際に払ったのはStudy Hallの$53.90と受験料の$445.50(PMIの会費は別)で、問題集はStudy Hall Essentialsだけで十分でした。模擬試験は66%と65%、全体の平均は約62%でしたが、結果はPASSでした。

PMP合格までをひと目で

申請書を出した日から最初のPDUが承認された日まで、メールボックスに残っている日付をそのまま書き写しました。

  1. 2026.06.01

    PMI入会・Study Hall購入・受験申請書を提出

    Study Hall Essentials $49+税$4.90

  2. 2026.06.09

    申請が承認(監査なし)

    申請書を出してから約8日

  3. 2026.06.12

    受験料を支払い

    会員価格$405+税$40.50=$445.50

  4. 2026.06.13

    受験資格のメールが届き、Pearson VUEで試験を予約

    受験資格のメールから33分で予約完了

  5. 2026.07.03

    PMP試験にPASS

    ソウル・ムギョロ(무교로)のPearson VUEセンター、韓国語で受験

  6. 2026.07.04

    PMP取得のメールが届く

    Credlyのデジタルバッジは1〜2週間以内に別送

  7. 2026.09.03

    最初のPDUが承認

    PMIのウェビナー視聴で1.00 PDU

書類上の日程だけ見ると、6月1日の申請書提出から7月3日の試験まで、1か月ちょっとです。承認までに8日かかり、受験料を払った翌日の未明には、試験の予約まで終わっていました。申請書の作成から承認、支払い、Pearson VUEでの予約までは、実際のメールと一緒に第3部:受験申請からPearson VUE予約まででステップごとに説明しています。経歴の書き方や監査(Audit)が心配なら、第4部:経歴の書き方と監査から読んでもかまいません。

私のPMP準備の結果まとめ

項目内容
試験日2026年7月3日(金)午前10時15分
受験形式Pearson VUEのテストセンター(ソウル中区ムギョロ)、韓国語で受験
準備期間約7週間
主な教材オンライン講義、PMI Study Hall Essentials、間違いノート
Study Hall Full Mock 166%
Study Hall Full Mock 265%
Study Hall全体の平均約62%
補助ツールChatGPT、NotebookLM(現 Gemini Notebook)
実際の支払額$499.40(Study Hall+受験料、PMIの会費は別)
最終結果PASS

PMPの費用:私が実際に払ったお金

「PMP 費用」で検索すると、出てくる数字はバラバラです。為替レートも違えば、会員価格と通常価格が混ざっていたり、税抜きの金額だったりもします。そこで、私の決済メールに載っている金額だけをそのまま書きます。

項目支払日価格税支払額
PMI Study Hall Essentials(3か月のサブスクリプション)2026.06.01$49.00$4.90$53.90
PMP受験料(会員価格)2026.06.12$405.00$40.50$445.50
合計$454.00$45.40$499.40

どちらも、価格の10%が税として加算されました(韓国からの支払いです)。ドル建てで払ったので、ウォンでいくら引き落とされたかは、カード会社の為替レートによって変わります。

PMI Study Hall Essentialsの決済メール。購入日2026年6月1日、価格$49.00、税$4.90、合計$53.90

2026年6月1日に届いたStudy Hall Essentialsの決済メール。$49に税$4.90で、合計$53.90です。注文番号は隠してあります。

PMP受験料の決済メール。購入日2026年6月12日、受験料$405.00、税$40.50、合計$445.50

2026年6月12日に届いたPMP受験料の決済メール。会員価格$405に税$40.50で、合計$445.50です。注文番号は隠してあります。

PMIの会費は別。それでも入会したほうが得

上の表には、PMIの会費が入っていません。私は6月1日に入会しました。今(2026年10月)、韓国向けPMIストアの会費の通常価格は$139です。これは現在の価格で、私が6月に払った金額ではありません。

それでも、入会はしておいたほうがいいです。計算は簡単です。

  • 受験料:会員$405、非会員$655。1回の受験で、差額は$250なので、会費$139を払っても$111が残ります。
  • 再受験:会員$275、非会員$375で、$100の差
  • 3年ごとの資格更新:会員$60、非会員$150で、$90の差
  • PMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →ガイド第8版のPDFが無料

受験料の割引だけで、会費の元は十分に取れます。ただし、価格は地域によって異なります。たとえばPMIの米国ストアでは、受験料が会員$425・非会員$675、会費は$164です。会員価格が表示されたPMIの画面と、私が入会した順番は、第3部でお見せします。

問題集はStudy Hall Essentialsだけで十分でした

PMPの準備をしていると、問題集をいくつ買えばいいのか悩むものです。結論から言うと、私はPMIが自ら作っているStudy Hall Essentialsの3か月サブスクリプションひとつで済ませましたし、それで十分でした。

私が申し込んだ当時、Essentialsには本番と同じ長さの模擬試験(Full Mock)が2回分、ミニ模擬試験が15回分、追加問題が200問入っていました。Full Mock 2回を時間を計って最後まで解き、間違えた問題を間違いノートにまとめるだけでも、やることは十分にあります。PMIが自ら作った問題なので、形式も本番に近いです。とはいえ、第2部に書いたとおり、試験会場ではずっと難しく感じたのですが。

6月1日に3か月分を払い、7月3日に受験したので、利用期間の3分の1ちょっとしか使わなかったことになります。残りの期間はそのまま過ぎて、9月1日に期限が切れました。

myPMIの「Your Online Tools」画面の期限切れ(Expired)タブ。PMI Study Hall Essentials PMPの四半期サブスクリプションが2026年9月1日に期限切れと表示されている

myPMIの「Your Online Tools」画面。6月1日に支払ったStudy Hall Essentialsの3か月サブスクリプションは、2026年9月1日に期限が切れました。

今Study Hallを買うなら

その後、価格と内容が少し変わりました(2026年10月時点)。

区分価格内容
Essentials3か月$59本番形式の模擬試験2回(各180問)、ミニ模擬試験10回、追加問題330問
Plus3か月$79本番形式の模擬試験3回

会員も非会員も同じ価格で、英語のみの提供です。翻訳が必要な場合、PMIはGoogle翻訳の拡張機能を使うよう案内しています。私の感覚では、今もEssentialsで十分です。模擬試験の数を増やすより、2回分をきちんと解いて振り返るほうがずっと大事だと思います。

模擬試験60%台でも合格できる

私のStudy Hallの点数は、Full Mock 1が66%、Full Mock 2が65%、全体の平均は約62%でした。そして結果はPASSでした。

正直、準備中はこの点数にまったく安心できませんでした。高得点の合格体験記を読めば読むほど、「この点数で受けて大丈夫だろうか」という気持ちばかりが大きくなりました。だから、同じことで悩んでいる方に、まずこれを伝えたいです。60%台でも受かります。少なくとも、私はそうでした。

2026年7月3日のPMP試験の合格結果と、ドメインごとの成績が記載された結果シート

試験直後にPearson VUEのセンターで受け取った結果シート。全体の結果はPASSで、ドメイン別ではPeopleがBelow Target、ProcessがTarget、Business EnvironmentがAbove Targetでした。

PeopleがBelow Targetだったのに、全体の結果はPASSでした。ただ、これはあくまで私の結果で、ドメイン別の評価からPMIの合格ラインを計算できるという意味ではありません。

点数より大事だった3つのこと

振り返ってみると、点数そのものより大事だったのは、どんな考え方のせいで同じ間違いをくり返しているのかを見つけることでした。次の3つのほうが、点数よりも私の準備状況をよく表していました。

  • 同じ理由で間違える問題は減っているか?
  • 正解を暗記せずに、判断のプロセスを説明できるか?
  • 本番の試験時間中ずっと、集中力を保てるか?

もちろん、私の点数がすべての人の合格基準になるわけではありません。Study Hallの点数と実際の結果の関係は、人によって違います。それでも、60%台前半〜半ばという数字ひとつで、準備のすべてを否定する必要はないと言いたいです。

間違えた問題は「自分はまだ準備ができていない」という判定ではなく、本番の前にもう一度正解するチャンスをくれた問題でした。

7週間の勉強法:講義、Study Hall、模擬試験、間違いノート

勉強は大きく4つのステップで進めました。その前に、PMPがどんな試験なのか、なぜ改定前の試験を選んだのかに簡単に触れておきます。

PMPはどんな試験か

PMP(Project Management Professional)は、PMI(Project Management Institute)が運営するプロジェクトマネジメントの資格です。特定の業界や方法論にしばられず、プロジェクトを率いながら人、プロセス、ビジネスの優先順位を扱えるかどうかを見ます。

PMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →をどれだけ暗記したかを問う試験とは、まったく違います。ほとんどの問題はプロジェクトで起こりそうな状況を示し、そのときプロジェクト・マネージャーが最初に、あるいは次に何をすべきかを選ばせます。だから用語を覚えるよりも、問題を見る順番や、PMIがPMに期待する姿勢を身につけるほうが、ずっと大事でした。

受験するには、学歴に応じたプロジェクト経験(学士なら36か月)と、35時間のプロジェクトマネジメント教育が必要です。受験資格と経歴の書き方は第4部に、CAPMやPMI-ACPとの違いは第10部:PMP vs CAPM vs PMI-ACPにまとめました。

なぜ7週間で改定前の試験を受けたのか

最初は新しい試験を受けるつもりで、余裕を持って始めました。教材もPMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →ガイド第8版を使っていました。

ところが、オンライン講義を思ったより早く終えられたうえに、改定前に受けられる試験日程もまだ残っていました。すでに学んだ核となる原則は旧試験にもそのままつながっていたので、準備期間を延ばすより、当時の試験に合わせて集中して受けることにしました。

このとき大事だったのは、最新の本を読んだことよりも、自分が受ける試験の試験内容概要(Exam Content Outline、ECO)と問題形式に、勉強の内容を合わせ直したことでした。教材の版だけで決めず、自分の試験日に適用される公式の出題基準をまず確認してください。PMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →第7版と第8版の違いも、第5部にまとめています。

ステップ1:オンライン講義で全体像をつかむ

最初からPMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →を細かく暗記しようとはしませんでした。オンライン講義を聞きながら、予測型(Predictive)、アジャイル(Agile)、ハイブリッドのアプローチがどう違うのか、状況ごとにPMがどんな役割を果たすべきかという、大きな流れからつかみました。

平日は仕事のあと、少しでも講義を聞きました。余力のある日は何本かまとめて聞き、疲れた日は短いパートをひとつだけでも終わらせました。週末は、平日に聞いた内容を復習したり、問題を解いたりしました。

私はもともと、仕事のあとに長時間座って勉強できるタイプではありません。だから1日の勉強量を完璧に守ることより、勉強をまったくしない日を減らすことに集中しました。

講義はオンラインで十分でした。最初は高い対面講座まで受けるべきか迷いましたが、私にはオンライン講義で骨組みをつくり、Study Hallの問題を解きながら間違いを分析する組み合わせが合っていました。講義を最後まで聞いたという事実だけでは、本番で選択肢を選べるようにはなりませんでした。実力が伸びたのは、問題を解き、間違え、判断のプロセスを整理し直す時間でした。

なお、2026年12月1日からは、35時間の教育の認定基準が変わります。リアルタイム(ライブ)の講義は、PMIの認定トレーニングパートナー(ATP)や認定を受けた大学のプログラムなどで受けたものだけが認められ、自分のペースで進めるオンライン講義(self-paced)は、どこで受けたものでも引き続き認められます。本や模擬試験だけでは認められません。

ステップ2:Study HallでPMI流の判断を身につける

基本の講義を聞いたあと、いちばん使ったのがPMI Study Hallでした。問題を解いてみると、概念を知らないのか、問題文を読み違えたのか、それともエスカレーション(上位への報告・委譲)を早く選びすぎているのかが、すぐにわかりました。

最初は正解の数しか見ていませんでした。点数が低ければ勉強不足だと思い、高得点の体験記を探せば探すほど不安になりました。でも問題をくり返し解くうちに、同じ点数でも、その中に含まれる情報は違うと気づきました。

  • 概念そのものを知らなくて間違えた問題
  • FIRST、NEXT、BESTのような問いの意図を見落とした問題
  • 問題文にない状況を勝手に想定した問題
  • すぐにスポンサーや上位の組織に回してしまった問題
  • チームと話す前に、メンバーを入れ替えようとした問題
  • 変更の影響を分析する前に実行した問題

間違えた理由をこう分けると、点数はただの成績表ではなく、次に何を勉強すべきかを教えてくれる材料になりました。

ステップ3:Full Mockで4時間を乗り切る

Full Mockの点数は、先に書いたとおり66%と65%でした。ただ、私はFull Mockの目的を、合格できるかどうかの予測だけには置きませんでした。長時間集中力を保てるか、どのあたりでペースが落ちるか、休憩のあとでまた問題に没頭できるかを確かめました。

PMP試験は、知識と同じくらい体力と時間管理も問われます。短い問題セットばかり解いて本番に行くと、試験の疲れを当日初めて味わうことになります。試験前に一度は、時間を計ってFull Mockを最初から最後まで解いてみてください。本番で最初の60問に80分かけてしまった話は、第2部に詳しく書きました。

ステップ4:新しい問題より間違いノート

試験が近づいてからは、新しい問題をあまり増やしませんでした。すでに間違えた問題を見直しながら、2つの問いに答えようとしました。

「なぜ自分はこの選択肢を選んだのか?」

「ほかの選択肢より、この答えのほうがPMIの視点で適切なのはなぜか?」

正解の文を暗記すると、似た状況で言葉が少し変わっただけで、また間違えました。逆に、自分の判断プロセスを説明できれば、初めて見る問題にも同じ原則を当てはめられました。私にはこれがいちばん効きました。私が使った間違いノートのフォーマットと無料のWordテンプレートは、第6部:PMP間違いノートの書き方で公開しています。

GPTとNotebookLMは解答集ではなく、復習のパートナー

準備中は、ChatGPTとNotebookLMもたくさん使いました。AIは正解を代わりに選んでくれる道具というより、私が理解した内容を説明し直したり、比べたりしてくれる復習のパートナーでした。ChatGPTには「PMP 시험공부」(PMP試験勉強)というプロジェクトを別に作り、間違いの整理と概念の質問を一か所に集めました。

  • 紛らわしい2つの概念を表で比べる
  • 自分が選んだ答えの思考プロセスを説明し、抜けている前提を質問してもらう
  • 間違いの原因を、概念不足、問題の読み違い、マインドセットの誤りに分ける
  • 複雑な概念を、実際のプロジェクトの例で説明し直してもらう
  • まとめた内容から、短い復習問題をつくる

正解だけを教えてもらうのではなく、こんなふうに聞きました。

この状況で、私はすぐにスポンサーへ報告すべきだと判断した。
私の判断に隠れている前提を見つけて、
PMIの視点でまず確認すべき行動を、質問の形で教えて。
正解をすぐに言わずに、私がもう一度判断できるように手伝って。

NotebookLMには間違いノートと復習資料を集めて、資料の中でくり返し出てくるテーマを探すのに使いました。1つのノートブックにソースが155個までたまり、上限いっぱいになりました。ここで作った韓国語の音声解説(Deep Dive)は1本12〜24分ほどで、通勤中に1本ずつ聞くのにちょうどいい長さでした。ちなみに、NotebookLMは2026年7月から、Gemini Notebookという名前に変わっています。

主に使ったのは、こんなことです。

  • よく間違えるマインドセットだけを集めて要約する
  • アジャイルと予測型の状況を分けて復習する
  • 変更管理と対立のマネジメントのように、混同しやすいテーマを比べる
  • 試験直前に確認する短い復習リストを作る

資料が混ざると、AIが何を根拠に答えたのか確かめにくくなります。だから、出典がはっきりした公式資料と、自分で確認したノートを中心に置きました。ChatGPTの使い方とNotebookLMのノートブック構成は第7部に、通勤時間の使い方と単語帳は第8部にまとめています。

試験で役立ったPMPマインドセット

PMPマインドセットを、どんな場合にも当てはまる暗記用の公式だとは考えていませんでした。倫理、法令、安全、緊急のリスクのように、すぐに対応すべき例外もあるからです。ただ、よくある対立や変更の場面では、次の順番が判断の助けになりました。

  1. 行動する前に、まず状況と原因を把握する。
  2. チーム内で解決できる問題は、まずチームと話し合う。
  3. すぐにエスカレーションしたり、スポンサーに丸投げしたりしない。
  4. メンバーを入れ替える前に、コーチング、協働、対立の解消を試みる。
  5. 問題の症状より、根本原因(Root Cause)を探す。
  6. 変更要求は、影響を分析したうえで正式な手順どおりに処理する。
  7. プロジェクト・マネージャーはチームを統制するより、支援して障害を取り除く。

実際の問題では、どの選択肢ももっともらしく見えました。そんなときは、「今すぐいちばん強い措置をとる答え」より、「状況を理解して、チームが解決できるよう支援する答え」のほうが正解であることが多かったです。

合格、そのあと

試験の翌日、7月4日の午前3時33分に、PMIからPMPを取得したというメールが届きました。結果シートですでに知ってはいましたが、PMIからの公式なお祝いメールは、これが初めてでした。

PMIから届いたPMP取得のお祝いメール。You earned your Project Management Professional (PMP) Professional Certificationの文言と、Credlyのデジタルバッジの案内

2026年7月4日に届いたPMP取得のメール。Credlyのデジタルバッジは、1〜2週間以内に別途届くと書かれています。

PMPは3年ごとに更新が必要で、その間にPDUを60集めなければなりません。私は8月31日にPMIのウェビナー「Why Some Projects Fail: The Sponsor's Role」を視聴し、9月3日に最初のPDU(1.00 PDU)が承認されました。3年で60 PDUをどう集めるかは、第11部:3年で60PDU、私のPMP維持計画にまとめています。

合格後の話も続きます。資格を取って会社の仕事で実際に何が変わったかは第12部に、なぜPMではない人にこそPMPが強力だと思うのかは第13部に、年収や採用まで含めてPMPに本当に効果があるのかは第14部に書きました。最近はPMI韓国支部の教育委員会でボランティアもしていて、その話は第15部にあります。

「PMP合格ロードマップ」シリーズ一覧

申請から合格、その後までを、15本の記事にまとめました。必要な記事から選んで読んでいただいてもかまいません。

合格記録と申請手続き

  1. PMP合格体験記 第1部:7週間の準備と、Study Hall 60%台からPASSまで(今読んでいる記事)
  2. PMP合格体験記 第2部:試験当日の時間配分と、合格のための最後のアドバイス
  3. PMPの受験申請からPearson VUEの予約まで:6月1日に申請、6月13日に予約完了(実際のメールを公開)
  4. PMP経歴の書き方とAudit(監査):6月1日申請→6月9日承認、私のPM経歴はこうまとめました

試験の理解と勉強法

  1. 2026年PMP試験改定まとめ:変わったこと、そしてPMBOK第7版 vs 第8版
  2. PMP間違いノートの書き方:間違えた問題を「判断ルール」に変える6ステップ(無料Wordテンプレート付き)
  3. GPTで概念を確認し直し、NotebookLMの音声で通勤復習:私のPMP AI勉強ルーティン
  4. 通勤時間のPMP勉強法:短く濃く、こまめに見る(+合格者の単語帳)
  5. PMPケーススタディ問題の対策:2026年の新形式は、こう読んでこう解く

資格の比較と維持

  1. PMP vs CAPM vs PMI-ACP 比較:自分に合うのはどれ?(2026年版)
  2. 3年で60PDU、私のPMP維持計画:最初のPDU承認メールから公開します

合格、その後

  1. PMP取得後、仕事で変わったこと:資格よりも「話し方」が変わった
  2. PMPは、PMではない人にこそ効く:開発者やデザイナーがPMの目で働くとき
  3. PMPって、結局効果ある?実務・年収・採用での優遇まで正直にまとめました
  4. PMI韓国支部の教育委員会でボランティアを始めました:合格体験記のその後

第1部のおわりに

7週間でいちばん大きく変わったのは、覚えた知識の量より、問題を見る順番でした。すぐに行動する前に状況を確かめ、メンバーを入れ替える前に話し合い、変更する前に影響を分析する。そんなやり方が、少しずつ身についていきました。

次の記事では、Pearson VUEの試験会場に入った瞬間から、最初の60問に80分かけてメンタルが揺らいだ話、10分の休憩、おやつとストレッチ、最後のセッションの時間配分までをまとめています。

続けて読む:PMP合格体験記 第2部:試験当日の時間配分と、合格のための最後のアドバイス

よくある質問

PMPの問題集は、Study Hallだけで十分ですか?

私の場合は十分でした。問題演習はPMI Study Hall Essentialsの3か月サブスクリプションひとつで済ませました。本番と同じ長さの模擬試験2回分と、ミニ模擬試験が入っています。概念はオンライン講義でつかみ、残りの時間は模擬試験の振り返りと間違いノートに使いました。2026年10月時点で、Essentialsの価格は3か月$59です。

Study Hallの模擬試験が何%なら合格圏ですか?

私の経験しかお伝えできません。私は本番形式の模擬試験で66%と65%、Study Hall全体の平均は約62%でPASSしました。ただし、この点数なら必ず受かるとはお約束できません。私は点数より、同じ理由で間違える問題が減っているかどうかを重視していました。

PMPの総費用はいくらですか?

私が実際に払ったのは、Study Hall Essentialsの$53.90(税込)と受験料の$445.50(会員価格$405+税$40.50)で、合計$499.40です。これとは別にPMIの会費がかかり、2026年10月時点の韓国向けストアの通常価格は$139です。オンライン講義の費用は講義によって違うので、計算から外しました。

PMIには必ず入会しないといけませんか?

必須ではありませんが、入会したほうが安くなります。韓国の場合、受験料は会員$405、非会員$655で$250の差があり、会費は$139です。再受験(会員$275、非会員$375)や3年ごとの更新費(会員$60、非会員$150)も安くなり、PMBOKPMBOKプロジェクトマネジメント知識体系:プロジェクトマネジメント協会(PMI)が発行する標準ガイドで、プロジェクトを成功させるための主要なプロセス、ベストプラクティス、標準用語集をまとめたものです。Read More →ガイド第8版のPDFも無料で手に入ります。

PMPの勉強期間はどれくらいかかりますか?

私は約7週間準備しました。平日は仕事のあとに少しずつ講義を聞き、週末は復習と問題演習をしました。書類上の日程は、6月1日の申請書提出から7月3日の試験まで32日でした。実務経験や英語への慣れによって、必要な期間は人それぞれです。

参考資料

シリーズの続きを読む → PMP合格ロードマップ

PMP合格体験記 第2部:試験当日の時間配分と、合格のための最後のアドバイス

パート 2 / 15

更新履歴

v1.1

「PMP合格ロードマップ」シリーズの第1部であり、全体のハブとなる記事として改訂

  • •申請から最初のPDUまでのタイムラインと、実際の領収書にもとづく費用表を追加
  • •Study Hall Essentialsだけで十分だった理由と、2026年10月時点の価格を反映
  • •新試験の案内を、問題数・試験時間・ドメイン比率などの具体的な内容に差し替え
  • •シリーズ全体の目次、よくある質問、参考資料を追加
v1.0

7週間の学習計画をまとめたPMP合格体験記の初版

  • •Study Hallでの歩みとAIを使った勉強法を記録

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